「里の秋」を弾きました。
今でもどこかにはきっとある、薪の音だけがするような静かな歌です。
・ 昭和20年12月
・ 外地からの引き揚げ者を励ますために作られた歌
・ コード C
・ カポ 5
Ak
アルペジオで弾いているけど、ゆっくりストロークも味がでるよ。
寂しそうな詞だけれど、幸せも感じるので明るく歌いましょう!
私は唱歌(童謡)の中で、この曲が実は一番好きです。
好きというよりも、憧れです。
囲炉裏の淵で藁を編んで、時折目が合うと、何とはなしに微笑む。
父ちゃんが守ってやるから、安心して寝れ
そうでも言っているような笑顔。
戦争で、南の島に行っていた父親が帰還する。
五体満足で帰られるかもわからない父親を想う、まだ幼い娘。
囲炉裏の周りのがらんどうに、父親が戻ってくるのはいつだろう。
また温かい時を過ごすのはいつになるだろう。
この歌の中では、きっと温かい日々は戻るのでしょう。
そうであってほしいし、そんな温かい人がいてほしい。
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