音楽好きの皆さま、こんにちは。
今回は、私が使っている「爪切り」をご紹介します。
「匠」と呼ぶにふさわしい爪切り

「匠の技」
グリーンベルという会社が製造しているようです。
匠の技を私が使い始めたのは、今から7~8年ほど前から。
包丁専門店での待ち時間に何気なく、店内をウロウロしている時に目に入ったのが
「匠の技」でした。
当時2600円前後だったと思いますが、爪切りの金額としては法外に思えて
手に取り、ジロジロ見ていたところ、店員さんに声をかけられました。
(売り物だったので、手に取ったのはパッケージされた物です)
「少々お高いですけど、サクッと切れて、気持ちいいですよ!」
私がこれまで使っていた爪切りも、決して悪い物ではなかったはずだけど、「切れたらそれでよし」
それくらいの気持ちしか持たない生活用品であった「爪切り」。
意に介さず、聞いていないフリをしている私に、店員さんが重ねて言った。
「お試し、どうですか?」
私は爪を切るサイクルが恐らく短い方だと思うので、その時点で切ってもいい伸び具合だった。
ならばという事で、店内で借りた爪切りで切ってみた。
なんと。確かに抵抗がなく切れる。
サクッと切れる。
こんなに切れる爪切りは初めてだった。
少し怖く感じるほどの切れ味だった。
堅い爪を切っている感じはやっぱりあって、風呂上りにはもっと楽に切れるだろうなぁという印象を持った。
正解だった買い物

私がギターを弾く上での悩みのひとつに「人差し指の爪が長い」がある。
10本、すべての爪が長いのだけど、左手は弦を押さえるので、自然に爪と指先の肉が離れて
(それはそれは落ち着くまでは痛かった)その長さで爪を切るから、弦に対しての抵抗はなくなった。
しかし!
しかし、左の人差し指の爪だけは、どうしても短くならなかった。
爪をちゃんと切った状態でも、指の腹より爪が出ているので、いつも板版を傷つけている。
板版の人差し指が触れる部分がどんどん彫られてしまう。
これは結局、今現在でも解消されない。
こればかりは、どんな匠な爪切りでも対応ができない。
それ以外の爪に対して、匠の技はとてもいい仕事をしてくれている。
やはり、爪が堅い時には抵抗があるけれど、柔らかくなったときには、本当に「サクッ」と音がしそうなほどよく切れる。
昔むかしのずっと昔は、切れない爪切りで切っていた。
あまりの切れなさに、引っ張ってしまって指を傷つけることもある。
やはり、爪はサクッと切りたいものです。
私が一番気に入っていること

サクッと切れるのはもちろん大切。
気持ちがいいと爪を切るのも億劫でなくなる。
けれど、私の一番好きな部分は他にある。
それが、匠の技の内側についている「ヤスリ」の部分。
このヤスリの具合が、私の爪には実に丁度いい!
爪が長いことの対策としては、マメに切ることにあるけれど、そうそう切れるものでもない。
だから、ヤスリでせっせと削っている。
このヤスリに辿り着くまでには、3個「ヤスリのみ」を購入している。
ここに当たりがひとつもなかった。
試す事ができないので、買って帰ってガッカリする…
そんな事を繰り返していた。
「匠の技」で一番驚いたのは、欲しい「ヤスリ」を初めて手に入れることが出来たから。
極限まで短くしておきたい私には千載一遇の出会いだった。
いつか匠の技が無くなることがあっても、このヤスリは探し続けることでしょう。
これだけは注意して!

ストレスなくサクッと切れるのは利点だけど、その反面、切れすぎるので注意をしないといけません。
私はしくじった事はないけれど、集中しないで爪にあてると、予想外にケガをするかもしれません。
あっと思った時には切れている。
お前はもう死んでいる状態。
それだけよく切れる。切れすぎる。
是非そこは、注意しましょう。
