64歳の日記

64歳。初めてのAI

先日、はじめてAIを使ってみた。

SNS用のアイコン作成。

しかし、もしかして、自分が初めてと思っているだけで、すでにAIは経験しているのかもしれない。

それほど、ITの進化は生活を浸潤している。

SNSのアイコンを新調したくて、入っているコミュニティの中でスキルマーケット等で物色していたけれど、いいな…と思うものは高額だ。

それでも何件かに絞って内容を精査してみたけれど、いざ発注しようと思ったところで

私の「コミュ障」が出てしまう。

「なんか連絡とりあうの、イヤかも」

面倒というよりも、知らない人と連絡をとるということが苦手だ。ドキドキする。

それでも、長く事務で内勤をしていたので、人と話すことができないワケではない。

ちゃんと報連相はわきまえている。

それでも、それを必要とされることが苦手だ。

どうしようかなぁ…と数か月思い悩んでいたら、youtubeさんがAIでのアイコン作りのチャンネルを数件教えてくれた。

いつもながら、直接検索していないのに、洞察力がすばらしい。

教えていただいて、選ばせていただいたのは以下のチャンネル

SOLAのCanvaキャンパス

とても可愛らしい女性の声で、教えてもらえた。

(URLはそのままアイコンのページにとびます)

少し進んでは、戻ってを何度も繰り返し、マウスポイントがどこを移動したのかを

何度も見返したりしながら、なんとかいくつか作成したみた。

結果…

なんとなく、すごく不思議なものが生まれた。いくつも。

私は「公園でギターを弾く、60代の女性。動物たちと一緒」などをお願いしてみた。

そうすると、雰囲気はそうなんだけど、どうも人の顔も不思議だったり、なんの動物かがわからないものがいくつも登場した。

それから動物を「犬」に限定したり、60代を45歳に変更したり(詐欺か)

キャップをかぶせたりして、今使用しているものに辿り着いた。

いくつかと書いたが、パターンすべてでは数十個は出したと思う。

AIはとても賢いとは思うし、短時間の間に要望のある程度は叶えることができるようだ。

しかし、まだAIが把握しきれていないことも多いのだろう。

せっかくだし、思ったより良い物ができたので、このまましばらくは使ってみようと思う。

でも、ほとぼりが冷めたころには、やっぱり人の手(プロの手)で似つかわしい物を作ってもらいたいという気持ちがある。

これからの世の中、すべてが人の手で…というのは、案外難しいのかもしれないが。

仕事で長くPCを使ってきたが、動画を作ったり、ワードプレスでブログを作ったりは

すべて60歳を超えてからの経験だ。

そこにまた新しいAIが出てきて…

何一つイヤイヤやっているものはないけれど、嬉々としてやっている事でもない。

年相応に、わからなくて、前にも後ろにも動けなくなることもしょっちゅう。

けれど、少しでもやりたいと思ったことは、これからも挑戦したいと思う。

そう思っている間は、あまり老いを感じることはない。

今のところね。そして、自分だけね。