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ここのところ、締め切りがきびしい。
このブログの自分のたてた目標のこと。
とりあえず、ひと月だけ「毎日投稿」
約半月たったところで、小さく悲鳴をあげている。
「一日一記事」がこんなにむずかしいとは。
毎日生きているし、65年生きてきたというのに、こんなに話題に事欠くとは思わなかった。
話題と構成が頭にあれば、キーボードでは饒舌なので書き進めることは出来る。
それ以前の「なに、書こうかなぁ」でつまづく。
昔、学校の授業で作文を書くことになった時。
題は指定されていた。あとは原稿用紙に書くだけ。
確か、自分の家族のことが題材だったと思う。
難なく、スラスラと書く。
すぐに原稿用紙は埋められて、もう1枚をもらいに行った。
ペンの進まない同級生たちが驚いていた。
そんなに、書く事ある?
今もそうだけど、頭の指令がなくてもペン(キーボード)が勝手に進む感がある。
妙に考えたり、ひねったりするとイヤらしい文章になるから、進むときは勝手にやらせる。
そして、朝、読み返したときに、結構ハッとする。
こんなこと、書いてたんだぁ。
わずか、昨夜のことなのに。
この段階にいけばラクなんだけど、まだ目覚めない。
ここ数日、作家さんの気持ちがわかる気がしている。
小説家や漫画家。締め切りのある仕事。
私は編集者を待たせているワケでもないし、この作業がお金になってもいない。
だから、いざとなったら「できませんでした」と自分に謝ればすむけれど、作家さんとなれば違う。
ごめんね。で済めば契約なんていらない。
きっついだろうなぁ。
と、まるで自分も同業のような錯覚をしてしまう。
その道、歩まなくて良かった…と思う。
でも、なんか。
この気持ち、そう悪くもないかも。
あまりにも、緩すぎて、怠惰な生活には締め切りが必要だと。
自分との約束は、天も知っているのだぞ、と。