少々「早とちり」の気があります。
でも、あまりそれを見破られることはなく、得をしているような気はします。
一緒に仕事をしたりすると、意外におっちょこちょいだよね…と、仮面が剥がれたりもします。
落ち着いて読めばわかる
最近は特に「読み間違い」をする事が多くなりました。
毎日ではないにしても、週単位ではけっこう間違えている。
そして、今朝、それに拍車がかかりました。
ある往年の女性歌手の方が、「一流ホテル」で後から来て、時間がないからオーダーをしないと言ったお付きの方に、水だけでも出してほしいとウェーターにお願いをした。
ところが、一品でもオーダーがなければお水をお出しできないと断れたようで、
それに対して「一流ホテル」の対応としてはどうなのか…と実名をもってテレビで発言をした。
この事案のYahooニュースを読んで、コメント欄を流し読みしていたところ、
ある方の読者コメントで。
本来女性歌手の方のやるべきことは、時間がないから頼まないというお付きの方に対して
「席に座るなら、コートくらい畳みなさい」とたしなめることです。
という意見をされていた。
![](https://raizansou.com/wp-content/uploads/2021/05/fashion_chester_coat.png)
ここで私は、このコメントに対して
「ハテ…何を仰っておられるのか…? いつの事を言っておられるのか…?」
コート畳めって、なにそれ(笑) 冬の話じゃないよ(笑)
何だか、ニュース自体勘違いしているのかな…
おっちょこちょいだな(笑)
そう思って、なごみつつ、もう一度文章に目をやった。
やはり、おっちょこちょいは私の目と、頭だった。
もう一度、ゆっくり読んだ文章は
「席に座るなら、コーヒーくらい頼みなさい」だった。
![](https://raizansou.com/wp-content/uploads/2021/05/4616682_m-1024x769.jpg)
すっきりと、腑に落ちた。
もう少し、用心深く生きなければならない。
それは、もはや魔法だった
昔むかし。女ともだちと私の家で一緒にアイスを食べていた。
森永のpino。
![](https://raizansou.com/wp-content/uploads/2021/05/sweets_icecream11_rumraisin.png)
彼女は、pinoを食べながら、「こんな事ってある?」と言う。
pinoなのに、nopiと書いてある。
こんな印刷の間違いってある?
そう何度も言うから、なんかふざけているのかと思ったら、
どうやら本気らしい。
ほら見て。どう読んでも、何度読んでもnopiって書いてある。
nopiなんて書いてはいない。ちゃんとpinoと書いてある。
彼女があまりに真剣なので、これは本気だと思って、
アルファベットの一つひとつを一緒に確認した。
それで、彼女は自分の読み間違いを理解した。
一度pinoと読んだら、もう二度とnopiとは読めなくなった。
あれは、読み間違いではなく、自己魔法にかかっていたのだと思う。
![](https://raizansou.com/wp-content/uploads/2021/05/fantasy_mahoujin_syoukan.png)
魔法は案外、身近に潜んでいるかもしれない。