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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今月、人生初めての年金が振り込みされる。
実際には、12月1日に、昔5年弱勤務していた会社からの
「企業年金」が振り込まれたから初めてではないけど。
でも、この企業年金は、映画を見て、パンフを買って
その余韻のまま少し高いランチを食べるコース、1回分くらいの金額である(月割りで)
少額だけど、ありがたい「お小遣い」にはなる。
お国からの年金とは別に入金になるのがミソかな。
なんとなく、楽しみに使える気がする。
18歳の高校卒業から60歳まで納めた年金。
会社勤めの厚生年金と、途中無職期間の国民年金期間。
生活苦で、納めることが出来ずに免除を受けた期間。
その免除を追納した期間。
追納ができずに、無効となった期間。
年金の記録だけでも、これだけの自分史がある。
ねんきんネット 便利です
私は「ねんきんネット」の登録をしているので
この振り込みのお知らせもネットである。
お国から封筒が届くと、なんとなくイヤな予感がするので
(良いお知らせはないものだと思っている)
メールからの案内の方が安心する。
登録されていない諸氏の皆さん。
便利ですよ。
自分のこれまでの納付状況の確認や、社保や国保の切り替えの内容や、
未来の年金の繰り上げや繰り下げのシミュレーションも出来るし。
ただ、ネットで簡単には登録ができなくて
一度申し込んでから、正式なハガキが届いて
それに従ってネットでの手続きをするから
少し面倒だけど、やるといいですよ。
昔、義父が(母の再婚相手)
今まで一生懸命に納めたから、年金もらう前には
意地でも死ねない
って、言っていたけど、
彼は52歳で、突然亡くなった。
あっけなく、さぞ悔しかったことと思う。
年金漏れは意外にあるもんだ
私の年金の状況(身分の切り替え等)は狂いがなくて、
わりと複雑な動きをした人生だけど
記録は間違いがなかった。
ついでに言えば、生活に苦しかった時には
免除もしてもらっていたので、
その記録もしっかりと残っていて
改めて人生を振り返る機会にもなる。
お国の制度は…
もらえるものは自己申告で。あっちからは言ってこない。
取り立てるものは、何処までもどこまでも追ってくる。
そんな感じだけど、
助けてくれることも多いから、
私なんかは、ありがたい国だって常々思っている。
さて。もう10年くらい前になるのか「消えた年金問題」
大騒ぎにはなったけど、送られてきた年金の記録には
間違いがなかったので、身近に感じることもなかったけど。
でも、意外に身近にその実例はあった。
昔の同僚に10年ぶりくらいに会った時に
彼女が、自分の年金記録(同僚時代だった10年くらい)が
すっぽりと抜けていて驚いたと言っていた。
やっぱり本当にあったのか…
あれだけの騒ぎになったから、みんな一度はしっかりと確認をしたと思うけど、そうでもなかったら、見逃していた人も多かったのではないかと思う。
今、年金の支給開始年齢はどんどん上がるし、
性別でも変わってくるし、すごく複雑になっていて、
自分のモデルで追うのが精いっぱいだけど、
でも、それさえもほとんど見ていない人もいる。
50代になっていても、自分の年金の事を知らない人もいる。
まぁ、時期が近くなったら確認をするのだろうけど、
でも若い時から、せめて自分のモデルと、
その後の法律の改正などは注目してみておいた方がいい。
私も、まったく関心がなかった。
自分が年金をもらうほどの年齢になることさえ、
実感を持つことがなかった。
でも、必ず来るんです。生きていたら。
そして、これからは年金だけで生活が成り立つ人は一握り。
そのためにも、しっかりと自分の年金の事は考えて、
確認をしましょう。
これは、昔の自分にむけて。