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さだまさしさんがまだ「グレープ」で活動されていた時の歌です。
まず、はじめに…
私はギター歴はそこそこあるのですが、テクニックはまるでないです。
人に教わることもほとんど無くて、独学?で弾いてきました。
セッションもしたことはなく、誰かに合わせるなどの事もしたことがありません。
原曲を無視するように、勝手にカポをしたり、弾きづらい時、歌えない時はこれまた勝手にコードも変えています。
おまけに、頑固なほどストロークを弾きません(弾けません)
数か月一生懸命に練習を重ねた人の方が、きっと上手だと思います。
これからギターを始めようかと思う初心者の方。
そこを踏まえてから参考にされてください。
これがお手本だ!
って、決して思われませんようにww
・ 1975年作
・ 作詩/作曲 さだまさし
・ ドラマ「ひまわりの詩」主題歌
・ コード Em
・ カポ 2
初心者さんはBmとB7がむずかしいかもしれませんね。
B7は慣れるとすぐに押さえられるようになります。
一見、難しそうに見えるけど、ごく初期にマスターできるコードだとおもいます。
私も初めて曲を弾いたときに、すぐに慣れました。
(ちなみに初めての曲は、あいざき進也さんの「気になる17歳」でした)
Bmは2フレットを全部押さえなくて、1弦だけをおさえてもOK!
その時は4弦までしか音は出しません。
(何故かは、試しに5,6弦を弾いて確認してみてね)
練習の時はストロークでもいいけど、慣れたらやっぱりアルペジオで弾きたい曲です。
歌い始めのEmは、4弦から弾いています(母がまだ~)
6弦よりは軽めの音がでます。
「ため息つけば~」からのEmは6弦から弾いています。
音に深みが出るので、雰囲気が変わります。
これはおすすめです。
母の姿を思いながら歌うと、泣いちゃいますよ。
歌えなくなるので、気をつけましょう。
淡々と…淡々と…淡々と…
ここからは…私の中の「無縁坂」
この曲は1975年なので、2021年現在、46年の年月がたっています。
この時代はまだ「母はか弱い者」というイメージがありました。
自分が食べるよりも、子どもをいつも優先する愛の深い人…というイメージを持っています。
昔の母親像は、まさにそんな感じです。
男の子は特にですが、ほとんどの場合母親の背丈を追い越します。
女の子も半数以上は越すのではないかと思います。
これは身長が伸びていく子どもと、逆に縮んでしまう母との反比例もあります。
(私自身もリアルに経験をしていますが、還暦近くなると1年に1センチほど縮まっています)
母が自分よりも小さくなってしまう。
私ごとですが、私が母の身長を超えたのは小学校5年か6年の頃です。
越したと同時に、母と手をつなぐということから卒業しました。
まだ並んでいるうちには感じなかった「可哀想」という思いは、中学になった頃に芽生えました。
もう重いものは母に持たせてはいけないな…
そんな事を思いました。
何も可哀想な事は多くはないのに、なぜあんなに「憐れ」を感じたのだろう。
母を亡くしたのは、この曲と同じ年でした(1975年)
母が45歳。私は15歳でした。
だから、なんとなく、特別に感じる曲になっています。