65歳の日記

雪道のはじまり

昨日は、1度の気温で、夜になって雪が降った。

朝、雪と一緒に溶けた氷の道になっていて、久しぶりに少し足もとを踏ん張って歩いた。

もう、冬靴にしているので、転ぶことはない。

だいたい、雪道(冬道)で転ぶのは、10年に1度くらいだ。

多分、道民はやっぱり歩くのがうまい。

もう、とうに諦めているけれど、叶うならば雪のない冬を一度でいいから過ごしてみたい。

ドライブという趣味がないので、仕事でも使用しなくなった私の1年の車の走行距離は3000キロに満たない。

冬は500キロも走っていないと思う。

もちろん、雪で狭くなった道路がイヤだという気持ちもあるけれど、一番大きいのはタイヤ。

多分、車の特性で、軽いほうだと思うので、とても滑るし、力がない。

そして、よく埋まる。

4WDに切り替えても、よく埋まるし、抜けるのも難しい。

この抜けの難しさは、きっと私の性格のせいだ。

思い切りが悪いから、大胆に動かずに深みにはまることが多い。

だから、グサグサの轍になったら、もう徹底して運転をしない。

もう10年以上前だけれど、一度タイヤとの相性が悪くて運転ができない冬が2年続いた。

あまりに滑って、自分も恐怖だけれど、狭い道路での対向車にも恐怖を与えるくらいのすべりようで、この時は道路状況が多少よくても運転はしないようにした。

タイヤは交換したばかりで、有名なメーカーのモノだった。

もう少しいえば、人のお店などに「格付け」を与えるタイヤメーカーだ。

あまりのタイヤの体たらくに、私はいつも

「人の格付けしてる暇があるなら、まともなタイヤを作れや!」と怒っていた。

そのタイヤを斡旋してくれたディーラーが、いくら苦情を言っても私の話を信じようとしなくて、ついにしびれを切らし、ディーラーに運転をしてもらったら、即座に私の言っていることを理解した。

それで、走行距離は短いのに、そのタイヤは2年でサヨナラとなった。

それから、二度とあの会社のタイヤは履いていない。

少しでも滑ると、あのタイヤの恐怖がよみがえり、今でもヒヤリとする。

今日も、ちょっとした坂道で、「ジュル…」と滑ったときに、あの恐怖を思い出した。

なんのことはない、タイヤの少しの空回りだけれど、10年以上たっても頭と体は覚えているのだと感心する。

運転歴は36年目。

幸い、事故はおこしたことがない。

もう、1~2年くらいしか運転はしないつもりだから、このまま無事故でいたいけれど、それはわからない。

非常に気をつけて運転をしてきたので、これまで通りにしていくつもり。

ただ、今日の「ジュル…」で思ったけれど、今年の冬もあまり運転しそうもないし、今まで以上に運転しないようにも思う。

それよりも、なによりも。

雪の量だ。

降雪量が心配。

雪の量で、生活環境が変わる。

雪のもたらす弊害は本当に大きい。

「今年の冬は雪が少なくて、たいした楽だったね」とのセリフ。

私は過去に2~3度言ったことがある。

このセリフ。4月のはじめ頃に言えるような冬になってほしいものだ。頼む。

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