65歳の日記

せっかく日本人に生まれたのだから、行っておきたいところ

私には、3つ行っておきたい所がある。

それは。

両国国技館。

宝塚歌劇団。

歌舞伎座。

外国の人も行きたいだろうけど、私はせっかく日本人に生まれたのだから、お国の宝として、是非生きているうちに行っておきたいと思っている。

私は生まれも育ちも北海道なので、この3つを見るのは勇気がいる。

「わざわざ」なのである。

地方の巡業とかもあるだろうけれど、やはりここは「本場」を見たい。

相撲は、実はあまり興味がない。

千代の富士はカッコいいと思っていたけれど、相撲ファンだった時代はひとつもない。

でも、やはり、一度は生で見てみたい。

女人禁制と言われている「土俵」も見てみたい。

力士同士がぶつかる時の音を聞いてみたい。

すごい迫力だと言われているから。

そして、番付表なるものも、手に入れたい。

どれだけ小さな文字になっているのか、見てみたい。

そこから上がってゆく下剋上を想像してみたい。

宝塚も特にファンではない。

実は、誰のことも知らない。

過去の人ならいくらか知っているけれど、ファンだったことはない。

(女優さんになってから好きになった人はたくさんいる)

演目もベルばらくらいしか知らないと思う。

そんな私が宝塚を語るな!って言われると思うけれど、やはり是非一度見てみたい。

生で見て、誰かに惚れてみたい。

そして、歌舞伎。

御多分に漏れず、これも全然ファンではない。

人のことは何人も知っている。

でも演目はなにひとつ知らない。

歌舞伎については、事前に勉強はしたいと思う。

いつの時代の誰がはじめなのか。

なぜ市川團十郎の「成田屋」が別格なのか。

これまで知らなかったことが恥のような気もする。

会社員時代、本州にはよく行った(仕事で)

けれど目的以外の事に時間を割かなかったので、上記の3つはおろか、観光はいっさいしてこなかった。グルメも興味がない。

今はもう自由の身だから、お金と時間があれば、いつでも行ける。

しかし、本州に行くこと自体が「事件」なのである。

飛行機に乗って、津軽海峡を渡るのが「冒険」なのである。

しかも、時間もお金もかかる。

けれど、行っておきたい3つを定めてから、おそらく30年以上。

いつかは行けるような気がしていたけれど、もう今となっては、覚悟をもたないと行けないと思うようになった。

人生の時間が少なくなっている。

やはり、自分の足で出向きたいと思うし、感動もしたい。

目標達成を喜びたいし、人に語れるくらいの経験をしたい。

3つのうち、なにひとつ叶えられなかったら、この人生、後悔する。きっと。

でも、その前に、少しは好きになってから行けよ!失礼だろ!

ということも、わかっている。

予備知識で、気持ち膨らませます。

いつの日か。必ず…!

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