65歳の日記

昨日はハロウィンだったのか

今日は11月1日。

だとすると、昨日は「ハロウィン」だった?

仕事が休みなので、外出は夕方の銀行と生協だけ。

どこもハロウィンの匂いはしなかったな。

カボチャ、見ていないからだろうか。

やっぱり、日本にはハロウィンが似合わないよねぇ…ってことで、飽きてくれているのなら

喜ばしいなぁ。

だって、行事多すぎだもの。

それも、どこから来たの?って感じの新しめなもの。

ハロウィンだって、私が初めて耳にしたのは35年くらい前のこと。

友人が市内(札幌)の外国人学校の「催し」があるってことで、誘われて行ったのがハロウィン。イメージは簡単な仮装とカボチャ。

日本に定着するワケないと思っていたけど、ここ10年くらいなんとなく定着しつつあったよね。

おじさんとしては(おばさんでした)、他所のマネしたお祭りごとは好きになれなくて、そんなことにお金を使っているのを見ると、日本が嘆く「不況」って、本当なのか?って思ってしまう。

バレンタインデーはもうすっかりと定着してしまって、これも私は毎年不快に思っている。

でも、個人の自由だし、これが無くなると日本経済には打撃になるだろうから、それだけ大きくなったものは既にしょうがない。

商売としては、常に新しいモノを探しているのだから、流行りにして定着させることの手腕の方がすごいと思う。

私が今も「??」って思うものに、「恵方巻」がある。

15年くらい前の節分の日、総菜コーナーは太めの「のり巻き」で占領されていて、何が起こっているのかわからなかった。

何かでのり巻きフィーバーなのかな?と思っていたが、これがのちに恵方巻だと知った。

関西が発祥と聞いたけど、あっているだろうか。

これが北海道でもすっかり定着してしまって、今では高価な予約品にもなっている。

そして、一日で終わる。

マネをするってことに抵抗があるし、そんな習慣は本来なかったのだから、迎合はしないといつも思っている。

しかし、悔しいことに、スーパーで売っている渾身の「のり巻き」がとても美味しい(笑)

ここが北海道だから、海鮮の巻き物はもともと美味しい。

だから、流行りに惑わされないぞって思いながらも、少しだけ抵抗をみせて「ハーフ」を買う。

恵方は気にしない。それが目的ではない。

一気に喋らないで食べるということもしない。

せめてもの抵抗。

この渾身ののり巻き、普段も売っていればいいのに、恵方巻限定なんだよね。

それだけ、イベントになっている。

昨日、たまたま私の目に仮装とカボチャが入らなかっただけで、きっとハロウィンは健在しただろう。

勤めているスーパーのバックヤードに、「締め飾り」が用意されていた。

ハロウィンが済んだから、締め飾り、登場したに違いない。

余談だけど、私はここ数年で、自分の習慣を改めたことがある。

それは、大晦日にごちそうを食べないこと。

お寿司とか。

大晦日には掃除や雑用をすませたら、夜に「年越しそば」だけを食べる。

え、当たり前じゃんって、思う人が多いと思うけれど、北海道は違うの。

北海道は大晦日が「大ご馳走大会」になる家庭が多い。

年明けももちろんお祝いでご馳走食べるけど、メインは大晦日なんだよね。

これ、ご当地あるあるだと思う。

それを改めたのは、その方が楽だとわかったから。

ただでさえ忙しい大晦日、豪華な食卓まで用意できないしょ。

そう思って年越しそばにしたら、すごく楽になった(笑)

そして、もう一つ理由。

数年前に、大阪出身の人と数か月一緒に仕事をしていた時に彼がいった言葉。

北海道の人って、大晦日にご馳走食う…

って、笑って言った。鼻で笑っていた。

その時に、私は「やっぱりそうだったか」と思った。

なんとなく、うすうす、これは違う?って思っていたから。

北海道の12月31日。

お寿司やお造り買うの大変なのよ。皆で争奪するから(笑)

迎合はイヤだと書いたけど、この習慣はなんだか可愛いからやめてほしくない(笑)

道民は、12月31日にたらふく食べてほしい。

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