66歳の日記

国勢調査ついでに、疑問だった超高齢について聞いたみた件

先日、「国勢調査」の封書がやってきた。

個別に配布をしているようだけど、土、日を私が留守をしていたようで、エントランスにある郵便受けに留守配布の案内とともに投函されていた。

部屋にはいたんだけどなぁ。

チャイムがなって、数歩あるいて応答のボタンを押した時には先方から切られていた。これが土曜日。

そして、日曜日。

またチャイムが鳴って、数歩あるいてボタンを押そうと思ったら、その数歩のあいだに先方からのライト?も消えていて、一瞬しか呼ばなかったらしい。

また、いない… と、速攻に判断されたのだろう。

実はこの時、私は家に訪問者があるかもしれないと思っていて、とっさに切られたけれど、その訪問者が来たのかもしれないと思い、即座にエントランスに出向いた。

髪を大きく巻いたご婦人がインターホンに向かっていたので、この人ではないはず…と勝手に思って、郵便受けをチェックして部屋に戻った。

この時点でその待っているものは郵便受けに届いていた。

人が来ないで、書類だけを置いていったらしい。

案内文が同封されていたので、部屋に呼び出しはかけていないだろうと判断。

つべこべ書いたけど、言いたいことは…

インターホン鳴らしたのなら、10秒くらいは待ってほしいわ。せめて5秒くらいは。

普段来訪者のない我が家だから、二日続くと何かあったのかと思ってしまう。

まぁ、一斉に訪問配布するワケだから、余裕はないと思うけれど。

5年後、よろしくお願いします、ね。

さて、5年ぶりの国勢調査。

前回はたしかWEB回答をした記憶がある。

ざっと目を通すと簡単なものだったので、えんぴつでゴシゴシと塗って(楕円を黒く埋める)パパっと書いて完了。

あれ、こんなに簡単だったかなぁ、と思いつつ、早々に封筒に入れた。

すごく面倒で、厄介だと思っていたから、早々にやってしまおうと思ったけれど、勘違いだったか記憶違いだったか…。これくらいなら難無し。

6年前まで会社員だった頃、年に1回企業の調査書類の提出義務があって、これがものすごく面倒で、数字も細かくて、どうやら国勢調査とここで混同をしたのだと思う。

あの企業の調査書類はまだ存在しているのだろうなぁ。

国が企業に求める分類とかは本当に細かくて面倒。

さて。今回、丁度国勢調査もあったことだし、普段から不可解に思っていたことをチャットGPTさんに聞いてみた。

去年くらいから、よくあれこれ教えてもらっているけれど、時々はまったくの見当違いを言ってくれるので、はなし9割で聞いている。それでも9割! 便利でありがたい。

私が常日頃不思議で不可解に思っていたのは、国民の「年齢」のこと。

日本人が世界最高齢になることはしばしばある。

それでも、ご高齢とあって、よく入れ替わる。

最高齢の方はメディアに取り上げられるから、実在しているのは確かなことで間違いない。

でも、本当に最高齢なのだろうか。

いや、戸籍にはまだいるはず。

それをいつも思っていたけれど、不思議に思っても明確な答えを見たことはない。

そこで聞いてみた。

いいご質問ですね。 とは言いながら、GPTさんの答えはどうにも煮え切らない。

「失踪宣告制度」を持ち出して、普通失踪と特別失踪の説明をされた。

いずれも、親族から失踪の届けを出したことで、家庭裁判所が調査・公告をしたうえで問題がなければ法律上死亡したものとみなされ、戸籍も死亡となる。(失踪の年数条件はある)

いや、それは知っているの。

そうでなくて、申し立てがない場合はどうなの…って。

孤立無援なんて、世の中ごまんといるんだから、誰にも申し立てされない人や、そもそも人と関わらない人だってごまんといるはず。

そういう人が人知れず亡くなったりした時に、どうやって死亡となるのかを聞いている。

「こうやって戸籍で死亡となる仕組みだから、無限に150歳でも200歳にでもなる人は基本的にはない。必ずどこかで区切りをつける仕組みができている」

って、いわれても、納得できない。

だって、親族の申し立てが必要だっていうんだもの。

親族いない人、いても申し立てしない状況だってあるでしょ。

なので、食い下がってみた。

行政(市区町村役場)が自動的に死亡扱いすることはあるのか?

高齢になり戸籍上だけ生きている人をどう扱っているのか?

答えは、行政が自動的に死亡扱いすることはない。

死亡には医師の「死亡診断書」もしくは「失踪宣告」が必要となるので、行政が「ありえないほど長生きしている」として勝手に死亡扱いすることはない。

でも、実際には戸籍上では生き続けている人は存在しているので、そのような時には住基ネットで年金の支給状況などをもとに、市区町村が調査をおこない、それでも存在が確認できなければ家族に失踪宣告をうながし、その上での調査・整理をするらしい。

どうにも、ズバリ言ってくれない。

もしかすると、聞かれたくない答えを求めているのかと思ってしまう。

あくまでも、超高齢の場合は調査と宣告で整理をする。

そのように回答をされていたが、やっと最後の最後で言ってくれた。

この最後の文面で、やっとモヤモヤは少し解消をされたけれど、まだ回答が煮え切らない感じがする。

最後に、この高齢での所在不明の具体例を聞いてみたら、ある市では戸籍はあっても住基台帳記録(附票)に住所がない100歳以上の高齢者が1509人存在していて、その中の最長の人は戸籍上「146歳」とされていたらしい。

これです、知りたかったのは。

放置したら、その人はいつまでも戸籍上存在しているのだということを知りたかった。

そうでない場合には、この高齢者を見つけた場合にどう行政として対応するのか。

それに関しては何も回答はなかった。

きっと、答えに窮するものなのだろう。

つまり「開けたくない蓋」

おそらくは、この146歳の人は市区町村が家族親族の存在を調べあげ、失踪宣告をするように促すのだろう。

それでも、家族に動きがない場合には、勝手に死亡とはできないので、戸籍上は146歳の人がこの先も年齢をかさねてゆく。

でも、100歳以上にもなれば、市区町村は存在を確認するだろうから、実際のご存命の把握をしながら、確認もできず、年金の支払いもない場合はなんとなく、そのまま?…。

かな…と。

人は120歳程度が生命体として限界らしい。

だから、130歳くらいで戸籍上存在している人は、なんとなく行政が死亡とする「超法規的措置」をとるのかと思っていた。

今回、そこはそうはしないという「玉虫色」の処遇を確認することができた。

永年不思議に思っていたから、玉虫色であっても、私的には良い回答を得たと思っている。

それにしても、物事の回答は「答え」を先に書くものだと教わった。

それなのに、肝心かなめの答えは、催促をかさねてやっと得ることができた。

きっと、私の質問は「都合の悪いもの」だったのだと思っている。

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