youtube第二弾をアップしました。
井上陽水氏の不滅の名曲「少年時代」です。
どうしても、集合住宅のささやきになってしまう(笑)
昭和40年代の少年の遊び

「少年の遊び」と書いたが、一応私は少女でした。
戸籍上では少女で、生態としては少年だったと思います。
私が少女だという事を知らなかった近所の子どももいました(隣の兄弟)
なぜ、公衆浴場で入る玄関が違うのか?が不思議だったそうです。
昭和34年に生まれた私が、物心をもって遊んでいたのは40年代になってからでしょう。
45年頃からは、なんとなく「少年の遊び」は卒業したような記憶です。
- ザリガニ採り
- かくれんぼ
- ケンパ
- パッチ(メンコ)
- 缶けり
- 釣り
- ビー玉
- 他・即興の遊び
このどれかを、毎日帰宅後にやっていました。
夏休みは、この遊びのほとんどを時間に縛られずに興じていました。
ただ、この中で「ザリガニ採り」は一人で行けるので、単独か兄との二人連れが多かったです。

住宅地のすぐ裏が山の入り口で、そのすぐ先に沢がありました。
ここで捕ったザリガニを家に持ち帰って、自分で空焼きして食べました。
貧しい家だったので、オヤツなんていう習慣はないから、自分で用意したオヤツです。
今では絶対にしません。
ただ、沢でのザリガニ捕りは懐かしく、また行ってみたい思いはあります。
(過疎化していて、人家がなく、今では熊が出ると思うので行けませんが)

私はとりわけ、「けんぱ」と「パッチ」が好きでした。
パッチとは通常「メンコ」と呼ぶのだと、大人になってから知りました。
皆、自分の強い一枚を持っていて、その強い一枚を取られると、それを奪還するのに懸命になりました。
あの頃のパッチたちは、いつの間に、私たちの手から消えたのだろう。
ケンパの為に、平たい石を集めたり、牛乳瓶の底が何故かキレイにカットされていた物があって、それが手に入ると最強のケンパの武器になったものです(コマを進める道具として)

私は、オンナオンナした遊びが嫌いだったので、このようなゴム跳びなどはした事がありません。
何故か、近所に女の子がいなかったような錯覚もあります。
遊びが男の子なので、それなりのケガも多くしています。
体に残っているキズもあって、懐かしい勲章のような思いです。
夏の男の子

暑い夏。
寝苦しくて、汗もいっぱいかいて、寝相が悪くて、寝起きも悪い。
そんな「夏の男の子」は「寝ぐせ」がひどい。
はがす前のキャベツのようになっている。
それを全く気にもしないで、寝ぐせを揺らしながら歩いている。
ふわふわ揺れ動いている、その寝ぐせの頭を見るのが私は大好きだ。
夏を感じる瞬間である。
そんな大好きな頭を見ることなく、この夏は終わろうとしている。

