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2024年10月1日から郵便料金が上がる。
ここ10年くらいで何回料金あがった?
3回くらい上がっていない?
それも、なんだかキレの悪い数字で、持っている切手を生かせるために半端な切手、1円や2円を買わなければいけなかった。
私の記憶のスタートはこうだ。
- 総理大臣 佐藤栄作
- アメリカ大統領 ニクソン
- 1ドル 360円
- 大金 100万円
- ハガキ 7円
こんな感じで、ハガキは7円だった。
普通郵便の料金は覚えていないが… ハガキはよく覚えている。
今は亡き「永六輔さん」のラジオ番組に「誰かとどこかで…7円の唄」というのがあった。
私は7円の意味を知っていたが、よくリスナーの質問に「7円とはなんですか?」というのがあったくらい金銭の価値はかわってきた。
物価高や消費税の増税と一緒に料金がかわったこともあるし、民営化されてからの採算のために改定されたこともある。
今までの改定は、諸事情によって、これくらいはどうでしょうか?
みたいな雰囲気があったけど、このたびの値上げはそんな雰囲気は感じない。
この2年ほど、とんでもなく何でもが値上げされていて、なんでも人件費だ原材料だ物流だといってあげているから郵便料金もそうだろう。
でも、今回の値上げ。
今までの遠慮したような奥ゆかしさがまったくないのではないか? と、思う。
ハガキ63円が85円
定形郵便84円が110円。
もう、ビックリする。
これでも、日本郵便は「年賀状を出しましょう」などと言うのだろうか。
私が事務職で働いていた頃(5年前まで)会社の納品書や請求書は郵便だった。
毎日毎日だしていた。
それからわずか5年だが、ネットでの発送とかになっているのだろう。
国も推奨しているだろうし、この郵便料金を見たら、そうせざるおえない。
なんだか、マイナ保険証といい、最近強引がすぎるような気がしている。
マイナ保険証なんて、すくなくとも私は認めていない。
しかし、現実は夏に行った処方箋薬局で「もう使えなくなるのが決まっています」といわれ、ブツブツ言いながらも更新をした。
自分はアナログの人間だから、ネット社会にはなじまない。
そう言って、関わってこなかった人が一定数いる。
もう90歳、100歳ならばそれでもいいけど、70代くらいで上記言葉は通用しない。
馴染まないと、すんなりと飄々と生きていけない時代なんだ。
時代に置いていかれるよ。と一蹴されてしまう。
今回の値上げ、ただの改定ではない。
覚悟をもて!って言われているような気がしている。