65歳の日記

孫ほどの人に評価される気持ち

つい最近、うんと年下の孫かと思うくらいの年齢の女子社員に評価の説明を受けた。

私は概ね中間層らしい。

だいたいのことはよく出来ているが、しいていうなら○○○がまだ完璧ではないかもしれませんねー

みたいな説明だった。

心当たりはある。

なかなか見てるな…と、思った。

春に異動してきた彼女は、まだ職場に馴染んではいない。

プライドが高いのか、人に助を求めないから、孤独に作業をしている感じがする。

これまではパートの長が組んでいたシフトも、彼女が作っている。

地域の特性で、人員は変わるのに、まだその特性がつかめていないようで、シフトが的外れになっている感がある。

お願いして、一緒に作成してもらえばいいのに、何故かしない。

自分がやると言えば、たった一人の社員さんだもの、誰も手伝おうとはしない。

社員には文句言えないのよ。

若すぎて、わからないのかも。

だから、頑張っていることが裏目にでるから、陰で酷評されていて、私は秘かに気の毒に思っていた。

って、私が彼女を評価してどうする(笑)

私に評価を伝える時も、気を使って話しているのはよくわかった。

余計な面倒ごとを作りたくないだろうし、言葉ひとつで悪く思われるかもしれないからと考えているのだろう。

でも、恨まれる仕事ではあるね。

人を評価するって、覚悟が必要だから。

私から彼女(きっと上司なんだろうけど)に、ひとつ本音を言っておいた。

私は評価をまったく気にしていないということ。

自分の仕事はちゃんとやっているつもりだから、人から与えられる評価は気にしていない。

気にしていないことが良くないのかもしれないから、これからは少し気にしないといけないですね…って、自己フォローも入れておいた。

親よりもずっと年上の人に、評価を与えるって、どんな気持ちだろうか。

イヤな仕事だと思うだろうか。

言ってやった…みたいな気持ちだろうか。

きっと、イヤな役回りだと思っているだろうな。

孫ほどの人から評価された私の気持ちは。

「笑えない」だった。

良くても悪くても、正当でも不当でも、どっちに転がっても、笑えない。

20歳そこそこの自身がまだ未熟な人にやらせる仕事ではない。

彼女自身が力を持ってからさせるべき仕事。

そこに憤りを感じる。

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