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罵詈雑言。
ばりぞうごん。
長く知っている言葉だから、パッと見ただけで、そりゃひどい…と思ってしまうのは何故…
昨日、youtubeで、嫌いなひと、恨みをもっている人を思いながら「罵詈雑言」をノートに書くといいというのを見た。
筆圧強く、下に凹みができるくらいに力を込めて書く。
どんな罵詈雑言でもいい。人に見せるものではないから、書きたい事を書く。
今の時代、スマホにメモだろうと思うけれど、これは力を込めて書くことが大事なんだそう。
グッと力をこめる事で、手先から肩の筋肉まで使うことで、思いが入るらしい。
そうすることで、心の平静を保てるのだそう。
もっと、いろんな事を言っていたけど、作業しながら聞いていたので、詳しくは覚えていないし、それにその動画がなんだったのかがもうわからない。
流れ弾のような流れyoutube。
とにかく、あなたも今日ノートと鉛筆を買って、早速罵詈雑言を書きましょうという事だった。
そんな事を聞くと、すぐにノートと鉛筆を買いに行きたくなる性分。
でも、今回は買わずにいた。
なにせ、そんな性分なので、思い立った時に買ったノートや鉛筆(シャープ)がいくつもある。
でも、今回は書く以上はうんと筆圧をこめるから、1.0か1.3くらいの芯の物が欲しくなったけれど、とりあえず0.7mmで書くことにした。

そしてその相手。
一人は考えずとも浮かんでいた。
アイツなくして、他にいるはずがない。
でも、一人しか思い浮かばない。
それは幸せなことかもしれないけど、無理やり10人くらいはリストアップした。
どうせだから、過去にイヤだったことを思い出して、捻りだして…。
近々に接点がある人は、アイツ含めて、わずか二人。
あとは無理やり引っ張りだされた、多分私のことなど記憶にも無いだろう人たち。
申し訳ない… と思いつつ、過去の怒りを思い出していた。
え…? これでいいの? これで平静になる?
アイツへの罵詈雑言はノートではなく、レポート用紙をあらかじめ綴りから外して書いた。
おい、○○! ではじめ、レポート用紙は4枚使った。
大きい文字で筆圧を込めて。
文字数は1500弱。原稿用紙に換算したら、4枚弱。
これを、考えるより、ほぼ手に任せて書き上げた。
私も怒りがあったけど、手も相当怒っていたらしい…ww
一気に書き上げて、読み返した。
面白い読み物になっていた。
別に面白い話でもないのに、読むと面白いから不思議。
文章の中にいる私は、怒りというよりも、存在する「アイツ」というものを楽しくいじっている感覚がする。
嫌いでどうしようもないアイツが、小動物のようにさえ思えてくる不思議。
ただし、小動物ほど可愛くはない。妖怪だと思っている。
書いた紙はどうしたら良いのでしょうか。
アシスタントが講師?に聞いた。
捨てるといいですよ。人に見られたくないでしょ。
そりゃそうだわ。
私だって、これは身内にも見せたくはない。
こんな罵詈雑言を書く人だったんだって、思われたくはない…ww
いつ、何がおこるかわからない人生、ましてこの年齢。
「この書きなぐりは何?」って、回し読みされたくない。
よって、捨てることにしたけど、それにしては、何気に大作…。超大作。
こんなに一人の人を書き上げるなんてこと、そうそうない。
だから、その原本を元に、PCのメモ帳に写した。
なかなかの文章だったから、捨てることが勿体ない。
そうして、書くより時間をかけてメモに打ち込んだ。
メモなら、そこまで読まないと思って。そう願って。
最近、仕事を辞めたから、アイツと会うことはもうないだろうと思う。
私がものすごい嫌悪感を持ち続けていることを、多分アイツは知っている。
でも、人に話す事はあったとしても、まさか、ノートに長文で書かれるなんてこと想像していないに違いない。
筆圧込めて、思いを込めて、思いというより怨念こめて?
丑の刻参りをしたような気分。

何があって、どうして怒りがあるのか、思考の整理にはいいかもしれない。
でも、残せないね。
そりゃもう、私の人格が疑われる…ww